expectコマンドを使用してscpの実行をCronで実装するには

パスワード認証のsshサーバからscpでファイルをコピーする作業は、手動の場合は非常に単純なものです。しかしこれをCronで実装するには、対話型でパスワードの入力を求められるため、作成するシェルスクリプトに少し工夫が必要です。

このような場合、expectコマンド(対話型アプリケーションの自動化)を使用して、シェルスクリプト中で「パスワードの入力を行う」処理を行います。
expectコマンド
まず前提として、転送元ファイルが置いてあるサーバ名をcrestとします。アカウント名をcrest-user、転送元ファイルが置いてあるディレクトリを/home/crestとし、コピーするファイル名をexm.txtとします。また、転送先のPC名をbozとします。転送先のディレクトリを/home/bozとします。boz上でファイルをコピーしてくるシェルスクリプトをCronで動作させます。

シェルスクリプトは以下のようになります。

このシェルスクリプトは、コマンドラインでは問題なく実行できます。そのため、このままCronで動作させようとしたのですが、うまく動作しませんでした。ログインとCronでは動作環境が異なるため起こる現象のようです。そのような場合は、20行目の「interact」を「expect eof exit」に変更します。

シェルスクリプトにはパスワードを記述するため、アクセス制限されたネットワークでの使用に限るなど、セキュリティ上、十分に注意する必要があります。

bashの脆弱性への対応(Ubuntu)

先週よりbashの脆弱性がニュースになっています。
GNU bash の脆弱性に関する注意喚起

弊社でも以下の通り対応を行ないました。

  • アップデートを実行
  • パッチのバージョンを確認

パッチのバージョン情報は以下のページにあります。
USN-2364-1: Bash vulnerabilities